
神奈川県愛川町で有機農園をされている「けのひ農園」の北原ファミリー。
このご家族と、私たちの出会いは、まさに奇跡的なものでした。
2019年11月のある日、弊社のベランダにしおれた1つの風船が落ちていました。
スタッフが拾い上げたその風船には短冊の手紙がついていました。
「わたしのしょうらいの夢はディズニーランドではたらきたいです。
高みね小学校大好きです。125才おめでとう」しずく
藤沢「これもしかして、飛んできたんじゃないですか?」
柿沼「住所は神奈川県だから、ありえるかもね!すごいな!」
藤沢「これは何かしてあげたいですね!」
柿沼「何かサプライズやっちゃおうか!」
オフィスのある五反田から30kmも離れた神奈川県愛川町の
小学生「しずく」ちゃんの飛ばした風船に、何かを送りたい。
そう思った私たちは、1ヶ月後のクリスマスに向けて、メッセージカードと
ちょっとしたサプライズ映像(と、おまけでディズニーランドチケット)を
プレゼントにして、高峰小学校の校長先生宛に送りました。
その時送った映像はこちら。
しずくちゃんの風船
12月24日の終業式に、全校生徒の前で上映していただきました。
先生方も生徒さん、もちろんしずくちゃんも、びっくり!
楽しんでいただくことができました。
そして、しずくちゃんのご両親は、この愛川町で「けのひ農園」を営んでらっしゃいました。
ご両親も喜んでいただき、私たちに段ボール箱いっぱいの美味しい野菜を送ってきていただきました。
そこからこのご家族との心温まるお付き合いは始まりました。
時々、取れたてのお野菜や卵を送っていただきました。写真やお手紙のやりとりが続きました。
コロナでなかなか会いにはいけないね。。。
2年近くもお互い会ったこともないままでしたが、今年の8月、ついに北原さんファミリーに
会いにいくことができました。日差しが照りつけるまさに真夏の8月、朝の収穫から
撮影も兼ねてお邪魔し、ご夫婦の野菜作りに対する深い想いをお聞きすることができました。
「私たちにとって農業は生き方だ」
地域のみなさんや、子供たちが食べる野菜はできる限り農薬を使わず、新鮮で美味しいものを届けたい。
志ある多くの農家さんはこのような気持ちで心を込めて野菜を作っています。
私たちもこのように頑張る農家さんを応援したいと思っています。